タイトルが結論。(長い)
これらはすべて今年の4月から6月までの3ヶ月に起きた出来事です。
この前友人に話したら「なにがしたいの?」って笑われました。
まあそれを探していた3ヶ月だったような気もします。
いったいどんな気持ちの変化があったのか。
この怒涛の3ヶ月をちょっと振り返ってみましょうかね。
実家からの逃避
4月2日。
長年の苦痛から逃げるために勇気を出して実家を飛び出しました。
結局、親との関係についてこのブログではしっかり振れてきませんでしたが、簡単に言ってしまえば「過保護・過干渉」な親だったのです。
それがぼくにとってはどうしても苦痛で、誰かが階段を登ってくる音にすら体が萎縮してしまうような生活をしていました。
「それが親ってものだよ」「親なんだから感謝しないと」と誰かに言われたとしても、自分の気持ちを押し殺してまで我慢したくはなかった。
何年も何年も考えて考えて下した決断でした。
ちなみに何も言わずに家を出たのですが、この前荷物を取りに実家に帰って、親とも顔を合わせました。
ある意味それまでと変わらず接することができて、よかったと言えばよかったと思ってます。
たぶんお互い「何考えてるのかわからない」状態なんだけれど、でもぼくとしては物理的に距離を置くことで単純に接触することが減ったのでかなり気持ちは楽になりました。
きっとこれを見ている人の中には親を大事にしている人もいるでしょうし否定的な意見を持つ人もいるかもしれませんが、それはそれで素晴らしいことだと思いますし、ぼくは今「これでよかった」と思っています。
だからいいんです。この話はおしまい。
住み込みリゾートバイト開始
実家を出て一人暮らし(あるいはテント暮らし)をするのも考えたのですが、①親がいる札幌自体から離れたかったのと、②単純にお金がない無職だったので、住み込みで働くことに決めました。
そこで見つけたのがリゾートバイト。
知らない土地で食事も宿も無料で働けるというので、「これだ!」と思い、家を出てそのままバスに乗り、北海道の洞爺湖でリゾバを始めることに。
配属されたホテルはかなり労働環境がひどく、そこで改めてぼくは「雇用されて労働者として働くこと」に違和感を感じました。
強制的な残業で時間に縛られ、どんなに嫌な上司でも一緒に働く人は選べず、どれだけ頑張っても給料は時給で一律。
時間、人、金、すべてに縛られている。
もともと縛られるのが嫌で実家を出てきたようなものだったので、さらにその環境に直面したことで、自分は本当に縛られるのが嫌だということに気づかされました。もっと素直に自由に生きたい。
それで働き始めて2週間ほどで、勤務期間の短縮を派遣会社に申し出ました。契約の途中退職ってほんとはだめだから怒られたんですけどね。
まあでもそんなのそっち(派遣会社)の都合だし、知らんがなと思って。
稼ぎは確かに良かったけど、我慢してまで働くのもあほらしいでしょ。
ただ洞爺では素晴らしい仲間との出会いがありました。
それだけは本当にこの時期に洞爺に行かないことにはありえない出会いだったので、なんだかんだ行ってよかったなあと思ってます。ほんとうに、一期一会ですね。
旅準備&テント暮らし
そうして洞爺でのリゾバを終え、一度札幌に帰ることになりました。
しかし、実家を出てきた僕には札幌には寝に帰る家がない。
そこでぼくは「どうせ今後旅に出るつもりだし練習しとくか」と、バックパック・テント・シュラフなどの旅道具一式を買い揃え、「地元でバックパッカー」と題してテント暮らしをしてみることにしました。
1週間テントと寝袋で野宿してみたんですが、生きる力が強くなった気がしました。
「あ、結構やれるもんなんだな」
っていうのを感じて、家がなくても人って生きていけるんだなと。
地元なのにくそでかいバックパック背負って旅人みたいに歩くのはある意味新鮮で非日常な感じがしておもしろかったですよ。もうやらんけど。
リゾバ第2段。in利尻島「本当にやりたいことはなんだ?」
旅道具を買ったおかげでお金が一気になくなったので、もう一度リゾバをすることにしました。
今度は北の離島、利尻島。
しかしこれがいけなかった。
前回のリゾバであれだけ労働者として働くことに違和感を感じたはずなのに、お金に目がくらんでまたもや同じ行動をとってしまったのです。あまりに浅はかでした。
(今日また派遣会社に期間短縮のお願いをしました。何度もごめんよ派遣会社)
そこでぼくは考えました。
「自分はなにがしたいんだろう?」
それまでずっと夢だと言ってきた「旅」。
確かに行きたい。行きたいけど、自分はほんとにそこまで行きたいのだろうか?
そんなに行きたかったらもっと熱く、旅に対しての「好き」があふれてもいい気がする。
もっと「好き」にフォーカスして、「やりたいこと」を考えたらどうなるだろう?
そうしてたどり着いた答えは意外にも
「パンが好き」という答えでした。
随分前からプロフィールにも書いていますが、もともと自分の店を持ちたいという夢があったんです。
でもなぜか「お店作りは旅をしてから」と考えていた。
考えてみれば旅が終わるのを待つ理由なんてどこにもないんですよね。
開業してからだって旅には行けます。
ぼくはパン屋になることに決めました。
今やりたいことを今やる。
やる理由なんてそれだけでいいじゃないですか。
できるかできないかなんて
やってみてからじゃないとわからないじゃないですか。
たとえ失敗したとしても
好きなことならその失敗も受け止められるはず。
だから好きなことを仕事にして、生きようと思ったんです。
まとめ
とか言って1ヶ月後にはまた違うことを言っているかもしれません。
ころころと飽きっぽいんです、ぼく。
でも飽き性って強みだと思っていて、かのホリエモン氏も言ってるように「人生のなかで『ワクワクしない』瞬間を減らしていこう(堀江貴文『多動力』より)」と思ってるんですよ。
ワクワクしていることって大事です。
最近ワクワクしてますか?
ちなみにぼくは洞爺リゾバの職場で「ワクワクさん」って呼ばれてましたよ。(丸眼鏡だったから)(どうでもいい)
パン屋だってもし飽きたらすぐやめます。
鶏肉が好きなので焼き鳥屋とか始めるかもしれません。
それくらい気分で生きてもいいと思うんですよ。みんな肩の力入りすぎじゃないですか?
なんなら一個一個やめずにやりたいこと全部やっちゃってもいいじゃない。
一度きりの人生だよ。欲張ってこーよ。
そんな感じでここ3ヶ月の心境まとめ的なものを書いてみました。
そうだ。最近noteというものを始めて、そちらに現時点でのパン屋の構想も書いてみたのでぜひ読んでみてくださいね。コメントとかサポートいただけるととーっても嬉しいです。
↓
ではまた。
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