私が、長くひとり旅をしたことがある人が好きな理由。寂しさを知っているから。ひとりで行き先を決めて、そこへ動くことができるから。「絶対」なんてこの地球に存在しないと、言葉や文化を超え感じたことがあるはずだから。諦観でも希望でもなく、けれど絶望でもなく。「なんとかなる」と言えるから。
— 伊佐 知美 (@tomomi_isa) 2018年2月15日
わかる。
ひとりで自由に動ける柔軟さをもった人は強い。
自分の知らないことや自分と違うことにたくさん出会って他人を認められるようになるし、「なんとかなる」ことを知っているから常に穏やかでいられる。
「ひとり旅の何が楽しいの?」なんて悲しいこと言わずに行ってみるといいと思うよ。 https://t.co/mca9kEctSK— kopeta (@kopelog_kopeta) 2018年2月15日
旅はひとりで行く派だ。
一緒に行きたい人が周りにいないからというのもあるけど、シンプルにひとり行動が好きだからでもある。
日々の生活でもひとりで行動することが多い。
誰かと一緒に過ごすのが嫌いなわけじゃない。
ただシンプルに、誰かに依存せずに、自分の意思で行動したいだけだ。
ひとり旅が好きと言っても大した数は行ってない。
せいぜい2、3回の道内ドライブと、京都に1回、愛媛に1回行ったことがあるくらい。
ひとり旅はもちろん孤独で寂しい。
でも圧倒的に自由だ。
自由は怖いことでもあるけどそれは自分次第なわけで、その自由を自分ひとりで柔軟に楽しむことができる人というのは、とても強い。
何かに迷ったとき、すぐに誰かに頼るのではなく、自分でどうにかする力がつく。
自分のことは自分でなんとかする。
アドラー心理学の「課題の分離」にも言えるけど、自分の課題は自分の力で解決できるようになるべきだとぼくは思う。
もちろん世の中助け合いは必要だ。
でもそこに依存してしまうのは相手の人生の負担になり得ることを忘れたくない。
そして大事なことは、大抵のことはなんとかなるということだ。
旅行にトラブルはつきもの。道に迷っても、スリに遭っても、飛行機に乗り遅れても、そんな失敗なんてあって当然で、むしろ旅を面白くしてくれる楽しむべきイベントだ。生きているならなんの問題はない。
計画通りにいかないから旅は面白い。
自分の知らないところや、自分の日常と違う価値観や文化に触れて、自分と世界の関係を確認する。幅広い違いを認め、受け止める。
それらを経験して人は強くなる。
「絶対」なんてこの世にはないことを知る。
ひとり旅をしてこれらを知った人はいつも穏やかだ。
違う意見に出会った時に否定するようなことはせず、相手の考えを尊重する。
どんなときでも「なんとかなる」とどっしり構えていられる。
心を広く持てるようになる。
だからぼくはひとり旅に出たい。
いくつになっても心を広くし続けたい。
コメントを残す