人間関係って、めんどくさいですよね(唐突)
いやもちろん楽しいこともあるよ
あるけど、誰だって一度は煩わしいと感じたことがあると思うんですよ。
僕、大学で心理学を学んでいたんです。
まあへっぽこ学生で大した知識があるわけじゃないので過度な期待はしないで欲しいんですが、人間関係について考える機会は多かったなあと思ってます。
なので今回は僕が人間関係で気をつけていることなどをまとめてみようかと思います。
ちょっとでも参考にしてくれれば嬉しいな。
①否定をしない
まず、否定をしないということ。
何事も正解なんてないですし、人の判断に他人が首を突っ込むべきではありません。
そもそもこれは僕がされて嫌なことだから、人にしないようにと気をつけています。
(余談ですが僕の親はかなりそういうことをしてしまう人でした。なので余計に“自分はこうならない”という意思が強いのかもです。)
自分が一生懸命やってることとか自分の好きなことを、
「意味わかんない」
「ありえない」
とか言われるとすごく悲しい気持ちになりませんか?
嫌いなこととか理解できないことがあるのは仕方ないことだし別にいいんです。
ただそれを他人にぶつけるのはやめたい。
自分がそれを嫌いでも、他の人は大好きなのかもしれない。
自分が理解できなくても、他の人にとっては大事なことなのかもしれない。
無意識に人を傷つけてしまうことほど虚しいことはありません。
僕は自分が嫌いなもの(人)に対してはまず自分から距離をおきます。
「嫌い」という感情を生まないためになるべく自ら関わらないようにする。
どうしても会話が必要な場合は「嫌い」ではなく「苦手」という表現に変えたりすることが多いです。
この方がちょっとだけ柔らかい感じがするんですよ。
あとは僕はほとんどしないですがそういった気持ちが溜まってしまった時には、聞いてくれる人に「愚痴聞いて!」とお願いして、ばーっと吐き出すのも良いかもしれないですね。
②必要以上に介入しない・させない
これも僕がされて嫌なこと。
自分のことに口を出されるのがとっても“苦手”です。
義務教育じゃないんだから放っといてくれ〜って思う。(これも親が原因)
自分は自分、人は人って思ってるんで、基本的に「良いと思うなら良いと思う」精神です。
アドラー心理学って流行りましたよね。
あれに「課題の分離」っていう概念があるんですがまさにこのことを語っています。
まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引きするのです。
そして他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。これは具体的で、なおかつ対人関係の悩みを一変させる可能性を秘めた、アドラー心理学ならではの画期的な視点になります。
自分と他人の線引き。これがとっても大事。
介入しないと同時に、他者に期待しないというのも大事です。
家族だからとか友達・恋人だからなどという理由で、相手が何かしてくれることを期待するのはトラブルの元です。やめた方がいい。
アドラー曰く、人間の悩みは全て対人関係によるものだとされています。
悩みを自分の課題に絞るだけでも、かなり生きるのが楽になりますよ。
③“色んな人がいる”と割り切る
結局はこれに尽きると思ってます。
これはカナダに留学していた時に心底感じさせられたことなのですが、世の中には色んな人がいるんですよ
色んな人ってわかります?色んななんですよ。(語彙力)
自分と全く同じ考えの人なんていないんですよね。
理解できない人なんていっぱいいるんですよ。
いちいち驚いていられないくらい。
相手を理解できないことは別に嘆くことでもなんでもないんです。
シンプルに「色んな人がいるんだ」って割り切ることで、ほとんどのことは解決します。
僕が大事にしてるのは、「”受け入れる”じゃなく”受け取る”」ように意識すること。
キャッチボールのイメージです。
理解できないことを受け入れるのははっきり言って無理です。
無理に受け入れようとするから頭が拒否反応を起こす。
そうやって相手の言ってることが理解できない時に「何言ってんだこいつ」って思うのではなく、
「この人はこういう考え方をする人なんだな」
「こういう人もいるんだな」
ってとりあえず受け止めるんです。
グローブはキャッチするためのものでしょ。
投げられたボールを打ち返すんじゃなくて、まずはキャッチする。
これだけで結構違います。
受け入れるっていうのは相手を理解して同意すること。
受け取るは、理解しようとしている姿勢を見せることです。
この違いが大事。
カウンセリングとかでも使われる手法ですが、相手の言ってることに共感できるときは「そうだね」って肯定を示す。
同意をして、受け入れる。
共感できない時には、肯定の嘘をつくでもなく、反対意見を言うでもなく、
「なるほど、君はそう思ったんだね」
という風に、ちゃんと聞いてるよってことを示す。
そうすれば相手は不快な気持ちにならない。
これが受け取る。
この2つを上手に使い分けることができる人が、聞き上手なんだと思います。
僕もなかなか上手くできないですが、これらに気をつけるだけでもお互いが不快な気持ちになることは激減するはず。
まとめ
対人関係は避けて通れるものではありません。
人間は一人では生きていけませんからね。
でもそもそも人と接するというのはとても楽しくて有意義なものです。
コミュニケーションは楽しい。
自分が生きやすくなるように、明日からでも行動に移してみてはいかがでしょうか。
アドラー心理学は割とガチでオススメです。
入門書には「嫌われる勇気」。
一度読んでみると世界変わりますよ
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