さわぐちけいすけ さんという人を知っているでしょうか。
イラストや漫画を描いている人で、夫婦円満のコツや人との関わり方などについて描かれた漫画がTwitterで話題になりました。
人と仲良くする秘訣。自分なりに考えてることの一部を描いてみた。4枚の画像にまとめるのって難しい。 #漫画 #結婚 #マンガ pic.twitter.com/OEJPZpGt6u
— さわぐち けいすけ (@tricolorebicol1) 2017年5月14日
(書籍『妻は他人 だから夫婦は面白い』より)
彼の漫画は非常に共感できる点が多く、色んな気づきを与えてくれます。
かく言う僕も彼の描く漫画がとても好きで、Twitterの更新をいつも楽しみにしています。
そんな彼の漫画を1冊の本にまとめたのが
「妻は他人 だから夫婦は面白い」
「妻は」と言う切り口ですが、彼の話は普通の人間関係にも言えることが多いです。
今回は「なるほどな」と思った漫画をいくつか紹介したいと思います。
相手がイライラしてる時
(書籍『妻は他人 だから夫婦は面白い』より)
パートナーがイライラしてるなって気がついたら、あなたはどうしますか?
おそらく多くの人が
「どうしたの?」
「何かあった?」
と声をかけると思います。
でもイライラしてる時って、話を聞いてほしいときもあれば、一人にしてほしい、放っといてほしいってこともありますよね。
そういった時、安易な干渉は逆に相手の気分を悪くしてしまうことがあります。
それを見据えた彼のこの言い方。
気を遣ってくれてるのもわかるし、具体的に相手にどう行動してほしいか聞いてくれています。
闇雲に心配するのでなく、心配だからこそ相手が今自分に求めてることを丁寧に確認する姿勢。
過度な干渉は相手のプライドを傷つけることもあります。
一方的な「思いやり」は優しさとは言えません。
相手の目で見て、相手の頭で考えてはじめて双方間のコミュニケーションになります。
相手の気持ちがあってこそ「思いやり」と言えるのだと思います。
「ありえない」と言うのはやめよう
(書籍『妻は他人 だから夫婦は面白い』より)
これ本当に共感しすぎて無限にいいね押したくなりました。
自分が嫌いなこととか理解できないって気持ちを相手に押し付けるなって話。
好きなことは好き。嫌いなものは嫌い。
当たり前ですがそれは人それぞれなんですよ。
「色んな人がいる」
という事実を理解していない人は意外と多い。
みんなが嫌うものが好きでも それでもいいのよ
みんなが好きなものを好きでも それでもいいのよ
共感はいらない
一つだけ大好きなものがあればそれだけで
(「日常」 歌・作詞・作曲:星野源)
星野源もこう言ってる。
共感してほしいわけじゃないのよ。(この曲ほんと好き)
自分が好きなものを貶されるほど悲しいことはないです。
批判が癖になってしまってる人、気をつけたほうがいいですよ。
ていうか頼むからやめてくれ。
「経験則」で語る人からは逃げよう。幸せは自分で決める
(書籍『妻は他人 だから夫婦は面白い』より)
最後はこちら。
これもものすごくわかる。わかりすぎてつらい。
どうしたって「経験則」でモノを言ってくる人はいます。
そうじゃない人の方が少ないってくらい世知辛い世の中です。
もちろん彼らに悪気はありません。
むしろ善意で言ってくれてることの方が多いかもしれません。
しかし最終的に決めるのは紛れもなく自分です。
自分で考えて決めたことを伝えたにも関わらずそれでもなお
「常識的に考えてありえない」
「私が君くらいの頃はこうだった」
なんて言ってくる人たちからは
もう逃げましょう。逃げていいんです。
「気持ちはありがとう。でも自分はこう思うからこうするよ」
と言う気持ちを、自信を持って貫きましょう。
そこまで言ってもうだうだ言ってくるような人はあなたの人生にとって害でありません。
どんなにそれまで近しい人間だったとしても物理的に距離をおいて逃げるべき。
人から言われて嫌々行動しても、あとで必ず後悔します。
結婚についてもそうです。
僕も今25歳で、周囲の結婚ラッシュを迎えていますが、何も焦ることなどないんです。
むしろ焦ってもいいことはありません。(ちょっとだけ自分に言い聞かせてる)
結婚による幸せはもちろん魅力的だけど、結婚だけが幸せではないですからね。
「幸せ」を一つに絞らないで、常識や風習に縛られず、自分らしく自由に生きていいんです。
自分の人生は自分で決める。
それを非難する権利なんて誰にもないんですから。
まとめ
さわぐちさんの漫画から学べることはたくさんあります。
もちろんこれらの考え方を否定する人も当然いると思います。
実際アマゾンのレビュー見たらめちゃくちゃ低評価のもの多くて、作者でもないのにヘコみました…。まじかあ、悲しいなあ
嫌いなものより、好きなものの話する方がきっと楽しいです
「これすっっっごい好きなんだー。えへへ」
って話してる可愛い女の子思い浮かべてみてくださいよ。
はい可愛い。地球で一番好き。
それからこの本のタイトルのように、「妻は他人」です。
大事なのは妻だけじゃなく、親も子も恋人も上司も後輩もみんな「他人」だということ。
その関係はいつだって対等で、「親子だから」「友達でしょ」と言って相手に期待したり、過度に干渉してはいけません。
「上下関係」なんてものもなく、どっちが偉いなんてことはない。
誰もが対等な他人同士なのです。
それを忘れたくないですね。
おわり。
こういう考え方が広まってもっと生きやすい世の中になったらいいなあって思いますね。
世の中世知辛いのじゃ〜
コメントを残す