【派遣切り?】リゾートバイトで理不尽に出勤日を減らされた話。




 

箱根でのリゾートバイト中に事件が起こりました。

ちなみに筆者は5ヶ所でのリゾバ経験があるリゾバマンです。(?)

 

「人件費のために金土日の派遣の出勤をなくす」

それは突然やってきました。

ある日、仕事が終わり、いつも通り賄いを食べて、寮に帰りました。

寝る前にパソコンをいじっていると、トントン、とノックの音。シェアハウス寮で隣の部屋に住んでいる同い年の社員です。

ドアを開けて、どうしたー?と聞くと

 

「明日休みって聞いた?」

と彼。

 

ん。いや?明日は出勤だよ?帰る前に明日7:30出勤ですよねって確認もした。

「え!まじ、聞いてない?

あ〜……。

…なんかね、

 

金土日は派遣を出勤させないっていうことになったんだよ。」

 

はい、????????

 

どういうこと??は?え、なんで?

「人件費を削減したいんだってさ。ひどい話だよね。やっぱうちの支配人頭おかしいんだよね」

 

えぇえ…………。

 

軽くパニックになるぼく。

待って、言いたいこといっぱいある。

 

まずぼくはリゾバで稼ぎに来てるんだ。月20万は稼げる職場だと、派遣会社にも確認してここに来てる。そうなると元の半分近くになる。稼げないのは困る。

てゆーかなんで金土日??100歩譲って平日ならわかるけど週末に人員減らす意味とは???

そもそも人が足りてなくて自分を雇ったんじゃないの?実際今でも人足りてなくてまあまあばたばたしてるよね??金土日いつも忙しいよね??なんで金土日???(このへんからもはや笑えてくる)

 

当然他の社員も激おこうんざり呆れ顔。

彼の話を5分ほど聞いて、なるほどね〜……と言った後ぼくは

 

「おっけ、辞めるわ。」

 

と言った。

 

ちなみに社員の彼は「ですよね。」と答えた

 

辞めるまでと辞めてから

迷わず「にげる」を選ぶ。

こういう時の決断は割と早い方だ。

こういう時、というのは「逃げる」時。

 

明らかに自分に悪影響を及ぼすものからは距離を取るのが一番だということをぼくは知っている。

よく職場で嫌な上司がいても我慢してしまう人がいるけれど、我慢してまで成し遂げたいそこでしかできないことがある場合を除いて、その我慢はただ自分の身を滅ぼすだけの行為だ

それにそれは我慢ではなく、選択肢の知識勇気がないだけのことが多い。

逃げるのは恥ずかしいことではない。むしろとても勇気のいる行為であり、きちんと自分のことを大切にできる人だけが成せる行為だと思う。

 

強くて戦うのが面倒なモンスターの戦闘からは、すぐに「にげる」を選んでいきたい。逃げたところで死にやしないから。

 

辞めるまで

その翌日は、午前中は普通に出勤した。

出勤すると、同じレストランに最近赴任してきた社員から、昨日彼に伝えられた内容と同じことを告げられた。今日(金曜日)の午後と、明日(土曜日)がほんとうに休みになったらしい。

その社員も納得いってないようで、怒っているようだった。

さらには「おれ今日、支配人に辞めるって言おうかなって思ってんだよね」なんて話もぶっちゃけられたので、まじすか?ぼくもです(笑)と言って二人で笑った。

 

午前中に支配人には会ったものの挨拶だけで、直接その話をされることはなかった

正直このことにぼくは一番腹が立っていて、要はこんな重要な話を支配人の自分がするのではなく赴任してきたばかりの社員に押し付けたのだ。

そういう人なんだな。と、辞める思いが強まった。

 

それもあって、支配人に辞める話をすることすら嫌になったので、派遣会社にすべてを任せることにした。

午前の仕事が終わり寮に帰り、派遣会社の担当に電話。

これまでに起きたことを全て話し、こちらの要望として、本日付で辞めること派遣会社から全て話をしてもらうこと、それから交通費についての相談をしたいと伝えた。(基本的に途中退職をすると交通費が受け取れないので、そこを今回はなんとかならないかという相談)

担当さんも「それはひどいですね…」と言い、職場の会社と話をしてきますと言って一度電話は切れた。

 

数時間後、担当から電話がかかってきた。職場の大元の会社に電話したと。

すると、金土日休みにするなどの件は上も聞かされてない、完全にその支配人の独断だ、申し訳ない、という話があったそう。

 

そして職場とも話はつき、本日付で辞めてOKということに。

普通、辞めるには1ヶ月前からの相談が必要なので不安だったけど、なんとかなって良かった。

さらに職場の大元の会社から、あそうさんさえ良ければ、時給も期間もそのままで、残りの期間、近くにあるうちのグループの他のホテルで働きませんかとの紹介をしてくれた。

辞めたとして期間と時給の希望に合う職場が見つかるか不安だったので、この提案はかなりありがたい。一瞬だけ悩んで「お願いします」と紹介を受けた。(この一瞬は、こんなことが起こる会社でまた働いて大丈夫かなの一瞬)

交通費に関してはやっぱりだめだった。「期間満了が絶対条件。だから気持ちはわかるが申し訳ないけどそれはできない。」とのことだった。そうなると職場の大元の会社に請求とかできないかなとか企み中。

 

そうして無事、その職場からの退職が決定したのだった。

 

辞めてから

2日前に寮であの話を聞き、昨日午前働いてから辞めることを相談して決めて、そして今日、退寮をして早速次の職場に赴任した

予想以上にスムーズな展開にびっくりしたけれど、即決して良かったなあと思う。

今日事務所に顔を出した時、すごく歓迎ムードで迎えられた。あ、良い職場だって思った。

ほんとうに、即座に決断して、逃げることを選択して良かったと思う。

残りの1ヶ月、ここで頑張ろう。

 

まとめ

にしても笑えないようで笑える話です。

初めに寮であの話を聞いた後、ぼく、一人で笑えてきちゃって、前のリゾバの仲間に電話して一緒に爆笑しちゃいました。

 

絶望とか怒りじゃないんですよ。

そういうのいらなくて、

そんなことある?てかなんで金土日www

って笑い飛ばす。そのほうが楽しいじゃないですか。面白いじゃないですか。

人生そんな感じで生きたいんですよね。

 

何事も重く考えすぎずに、選択肢を広く持って、心に余裕を持って、楽しんで、面白がって生きてたら、絶対良いことあります。

そうやって生きていきましょ。

おしまい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。