元地元民が教える、利尻島おすすめ観光地&グルメスポット!




 

こんにちは!

 

少し前まで利尻島でリゾートバイトの派遣として2ヶ月ほど働いていました。

 

利尻はど真ん中に利尻山があり、周りは海に囲まれ、雲や夕日や星が綺麗。そんな、非常に自然豊かな島です。

気候も穏やかで、のんびりしてて、とても過ごしやすいところでした。

 

今回は元地元民(2ヶ月間限定だけど)として、利尻の魅力が詰まった観光地グルメスポットを紹介していきたいと思います!

これからの旅の参考にしていただければ幸いです〜!

 

利尻島の回り方

鴛泊フェリーターミナルに掲示してあった島の案内図

外周は55kmと広い。車移動がベスト

利尻島は島とは言えど1周55km意外と広いです。

 

なので観光するなら車での移動がベスト

事前にレンタカーを予約しておいて、1日でぐるっと回ってしまうのが一番いいでしょう。

色々見ながら回っても、だいたい2〜3時間で十分に周り切れます。

 

ぼくは自転車で回りましたが、6時間くらいかかるし、かなりアップダウンが激しい道が多く、めちゃくちゃきついです。でもまあ気持ちいいんですけどね。

 

また島内はバスも走ってますが、2時間に1本くらい出てしかないので、観光には向いていません。

タクシーは絶滅危惧種なので決して期待しないように。

 

鴛泊から左回りにまわる

これはなんとなくですが、鴛泊から左回りにスタートするのがメジャーな感じがします。

一番栄えているのが鴛泊なので、宿や飲食店もここに集中しています。

鴛泊を出発し、沓形→仙法志御崎→オタトマリ沼→姫沼と回って鴛泊に戻って来るのがいいでしょう。

 

この下からの観光スポット紹介もその順番で紹介していきたいと思います。

 

 

鴛泊

鴛泊(おしどまり)は、先にも書いたように利尻島の中で一番栄えており、フェリーターミナルに始まり、宿、飲食店、住宅街がぎゅっと集まっています。

利尻に来たらまずはここから。

観光スポットというよりグルメスポットが多いです。

 

ちなみに筆者は海鮮系がそんなに好きじゃないので、うにやホタテなどの海鮮を楽しみたい方向けのお店は少なめです。ごめんよ

 

TSUKI CAFE

お洒落で落ち着いた店内。ここからフェリーの発着も見られる

 

鴛泊フェリーターミナル「海の駅」の中に入っているカフェ。

 

コーヒーなどのドリンクはもちろん、ザンギにスープカレーにパスタ、ハンバーガーにピザ、さらにはステーキまで、がっつり食べたいときにも大満足できるようなメニューが豊富に揃っています。デザートも、お酒もあります。とにかく万能。

 

店内もお洒落で、一人でもくつろぎやすく、全ての席から窓越しの海が望めます。またフェリーターミナル内に飛んでいるWi-Fiが使えるのも魅力的。

 

おすすめは昆布塩ザンギ丼。利尻昆布からとれた塩でつくった旨味のある唐揚げが最高です。

 

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グランスポット(GRANDSPOT)

カツカレー(1,200円)。濃くて旨い。

 

海沿いの通りにある、カレーが美味しい喫茶店です。

 

ここのカレーはどろっと濃厚で味も濃く、すごく美味しいのでぜひ食べて欲しい。

ぼくはカツカレーにしましたが、ここの名物はホタテフライカレー(1,200円)

島らしい大きなホタテのフライがごろごろっと5個くらい乗っかって大人気みたいです。

 

余談ですがぼくが初めて訪れたとき、真後ろの席に、前日ライブで島に来ていた井上陽水が座っていました。それくらい確かな人気のお店ということで。

 

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笑う門

陳麻婆豆腐定食(1,000円)と唐揚げ(500円)

 

島に来て海鮮に飽きたらここ。

めちゃくちゃ美味い本格中華が食べられます。

 

詳しくは他記事で書いてるので割愛しますが、個人的イチオシのお店。

杏仁豆腐を食べて欲しい。まじでうまいから。

 

 

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利尻富士温泉

 

歩き疲れた一日の終わりには温泉で疲れた身体を癒しましょう。

プールも隣接してて、外には無料の足湯もありますよ。

>>利尻富士温泉利尻富士町

 

ペシ岬展望台

右の山がペシ岬。かなり険しい登り坂。

 

利尻島にはいたるところに展望台があります。

 

ペシ岬は鴛泊フェリーターミナルのすぐそばにある、とても高く大きな岬。

展望台までの道はかなり急で足場も悪いですが、登り切ると前は広大な海、後ろは鴛泊の町を一望でき、一山登ったような爽快感を味わえます。

 

夕日ヶ丘展望台

海越しの礼文島に沈む夕日。

 

夕日を見るなら名前の通りここ。

鴛泊の中心街から少し離れたところにあり、ペシ岬ほど急斜面ではないですが少し登ります。

 

天気が良ければ、礼文島の後ろに沈んでいく夕日が綺麗に見られます。

海面に映る夕日も素晴らしく、インスタ映え間違いなしの絶景フォトスポット

 

富士野園地

 

夕日ヶ丘展望台のそばにある草原。6〜7月にはエゾカンゾウが咲き乱れる。

 

映画北のカナリアたちで吉永小百合と子どもたちが歌い歩いたシーンの場所だとか。

 

 

沓形

お次は沓形(くつがた)。

鴛泊の次に栄えているイメージです。

飲食店も何軒かあり、特にラーメン屋の「味楽」が超人気。というかたぶんラーメン屋というラーメン屋は島でここしかない。

 

味楽

利尻の昆布だしが効いた、一番人気「焼き醤油ラーメン(850円)」

 

どこに行ったってラーメンは食べたい。そういうもんです。離島でもそれは例外じゃない。

沓形にあるラーメン屋「味楽」は、ミシュランガイド北海道2017のビブグルマンに選ばれており、島内外から絶大な人気を誇る実力店。

 

一番人気の「焼き醤油ラーメン(850円)」は利尻産の昆布をふんだんに使って仕上げたスープを使用していて、オーソドックスであっさりした味わいながらも昆布の深みのある贅沢な味わいです。北海道特有のちぢれ麺も美味しい。

利尻に来たならここはハズせない。

 

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ミルピス商店

オタトマリ沼で飲んだ(飲み干した)ミルピス

 

利尻島には「ミルピス」という、島民なら誰でも知ってるオリジナル飲料があります。

それを作っているのがここミルピス商店

 

その名前から想像できるように、牛乳とカルピスを合わせたような味で、これがめちゃくちゃ美味いんですよねー。

 

また、沓形にあるこのミルピス商店の他にも、オタトマリ沼の売店、鴛泊フェリーターミナル近くの「くみあいストアー」で買うことができます。

これも利尻に来たなら絶対飲むべし。

 

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島の駅「海藻の里・利尻」

カフェ「りしりに恋して」

 

ラーメン屋「味楽」のすぐ近くに、島の駅という場所があります。

 

ここではカフェ「りしりに恋して」でひと休みしたり、海藻を活用した海藻クラフト体験、海藻クラフトアートを展示したギャラリーなどを楽しむことができます。

 

 

仙法志御崎公園

人懐っこいアザラシ。エサやりもできる。

 

沓形から少し進むとたどり着く仙法志御崎(せんぽうしみさき)公園は、可愛いアザラシに会える人気の観光スポット。

 

海水を仕切ってプールにしたところにアザラシが数匹泳いでいてプチ動物園のようになっています。

100円でエサやりもできて、エサを持っている人が来ると寄ってくるのが可愛い。

 

もともとは野生で、毎年冬に群れでやってくるアザラシからはぐれてしまった子アザラシを、ここで保護してるらしいです。

運が良ければここの周りでも野生のアザラシを見られるかもしれませんよ。

 

 

オタトマリ沼

晴れてたらもっと綺麗だったかな

 

利尻島の観光地の中でも最も賑わう、島の南部に位置する大きな湖沼。

晴れた日には利尻富士が湖面に映り「逆さ利尻富士」が見られることも。

 

近くの売店では利尻のグルメも盛りだくさん。

新鮮なうに・ホタテ・ツブが楽しめる他、抹茶のような風味の「熊笹ソフト」と、無添加生乳100%の「万年雪ソフト」が大人気。とても美味しいんですよ。

 

沼浦展望台「白い恋人の丘」

曇ってて利尻富士が見えませんでした…

 

オタトマリ沼のそばの坂を登ると現れる沼浦展望台

ここはあの北海道銘菓「白い恋人」のパッケージの風景にちなんで、「白い恋人の丘」と呼ばれ親しまれています。

 

晴れてれば、利尻富士と、上から望むオタトマリ沼が見える絶景スポットです。

 

またここでプロポーズをすると、石屋製菓から「プロポーズ証明書がもらえるそうですよ。

 

 

姫沼

 

姫沼もオタトマリ沼とならんで人気の絶景スポット。

大きいながら人造湖であることで有名です。

同様に晴れた日には「逆さ利尻富士」を拝むことができますよ。

 

また遊歩道からハイキングコースに行くこともでき、利尻島の名水「甘露泉水」の湧き水ポイントや、ポン山・小ポン山に向かうこともできます。

 

別枠:利尻山

天気がいい日は島内どこにいても山頂が見えて綺麗。

 

利尻島には山登りに来る人がとても多い。島のど真ん中に標高1,721mを誇る利尻山があるからです。

 

ぼくは登山に詳しくはないのですが、利尻山は登山コースとしても上級クラスだそうで、全国から登山客が絶えず訪れるそうです。

山を愛するみなさんはぜひ。

ぼくもいつか、また利尻に帰ったときにでも登ってみたいなあ。

 

番外編:利尻の気候・服装

 

利尻の気候についてですが、基本的にかなり涼しいです。

夏(7月〜8月)でも25度を超える日はめったになく、個人的な感覚でいうと、「札幌の6月」「東京の5月」って感じですかね。

6月とかだと夜の冷え込みが半端じゃないです。気温にすると10度を切るくらいには寒いので、防寒具は必須。6月の末にフリースを着て震えながら花火をやった覚えがあります。

春秋を想定した服装を持って行くといいでしょう。

 

まとめ

 

以上、利尻島の観光&グルメスポットのまとめでした。

 

利尻は一度訪れる価値のある、自然豊かな離島です。

空気も美味しく、空も綺麗。

そうそう、あと雲がおもしろいんです。島の真ん中に山があるからか不思議な雲がよく見られます。

 

都会とは違ってのんびりした時間が流れる北の離島、利尻。

あなたもぜひ一度、訪れてみてください。

 

 

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