『人は他人 異なる思考を楽しむ工夫』を読んでみてほしい。




 

さわぐちけいすけ さんという人を知っているでしょうか。

 

という切り口で以前「妻は他人 だから夫婦は面白い」から学ぶことという記事を書きました。

その続編が発売されたようです。Kindleで即買い。

 

タイトルは

『人は他人 異なる思考を楽しむ工夫』。

 

ぼくにとって前作「妻は他人〜」は自分の価値観を大きく変えてくれた(背中を押してくれた)、いわゆる「人生の一冊」のうちの一つと言ってもいい本でした。

今回の「人は他人〜」も、大きなテーマは前作と同じで、より深く人との関わり方について漫画で表現されたものとなっています。

 

それでは前回同様、いくつかお気に入りのページを自分の意見も交えて紹介していきたいと思います。

※ネタバレ(?)とも言えると思うので、理解した上でお進みください。

 

伝え方のはなし


 

人に何かを言葉で伝えるのって、簡単なようでものすごく難しいですよね。

 

ぼくも本当に苦手で、へたくそです。

何度も言葉で人を傷つけてしまったこともあります。

 

ありがちなのが、この例のように主張がうまく伝わっていないこと。

特に感情が先に伝わってしまうというのはよくありますよね。

 

会社の会議などでもそうですが、人と人が話をして何かを決めたりひとつの結論にたどり着きたいときに、感情論は圧倒的に無意味です。

もちろん感情あってこそ人の会話ですが、それはたどり着きたい目的(ゴール)がない雑談だからこそ魅力的であるわけで、目的がある場合は感情論を極力排除して冷静にシンプルに言葉にすることが大事なんじゃないかなあとぼくは思います。

感情を伝えるべき時とそうでない時を見極めよう。

 

褒め方の工夫


 

褒めるってのも、これまた難しいんですよねえ…。

 

前にぼくが働いてたパン屋の店長さんは、褒めるのがとても上手な方でした。

それも「ほめたつ(褒める達人)検定」なるものを受検したことがある人で、従業員のことをよく見て褒めてくれる、本当に素敵な方で、一緒に働いてて楽しかったのを覚えています。

 

褒めるときに一番大切なのは、この漫画でも言ってるように「相手をよく観察すること」だと思います。

あと個人的には「気づいたらすぐ褒めること」「”〇〇さんが褒めてたよ”戦法」ですかね。

後者のやつは結構効果的ですよ。
もちろん本当に〇〇さん(上司だと望ましい)が褒めていた場合のみの戦術ではありますが、”人から伝え聞く”ことで褒められた喜びは倍増することが多いです。

ただこれに関しては逆(批判)もまた然りなので注意。
自分への陰口を伝え聞くとめっちゃヘコむよね

 

「変わってほしい」


 

これすごーくなるほどなーと思いました。

変わってほしい時、相手もまた
変わってほしがっている

めっちゃわかる。

 

結局そうなんですよね。
価値観の違う相手のことを理解することはやっぱり絶対的に不可能で。

いかにそれ(理解できないということ)を理解して、相手のありのままを認められるか。

 

ぼくはよく「(価値観の違いを)受け入れるのではなく受け取る」という言い回しをします。

そういうことが大事なんじゃないかなあ、と思います。

みんな違ってみんないいんだよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

前作や今作に影響されてこのブログでも何度も言ってることですが、
自分以外の人間は皆他人です。

妻も、家族も、恋人も友人も上司も先輩も。

 

そして他人と自分は違う人間です。

この2つさえ理解することができれば、対人関係の悩みは激減するはず。

 

対人関係に迷ってる方、ぜひ読んでみることをお勧めしますよ。

さわぐちけいすけ さんのTwitterもあるのでぜひ!
@tricolorebicol1

 

 

 

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