行ってきましたOTO TO TABI〜〜!
2018年3月3日。
札幌芸術の森アートホール。
今年までこのライブの存在すら知らなくて、偶然友達のツイートで見かけたことがきっかけで行ってみることにしたんです。
夏フェスならぬ冬フェスがあるなんて。
北海道ならではって感じでいかにも素敵。
実は出演者の中に知っているアーティストがほとんどいなかったんですが、新しく良い音楽に出会うための場になればいいな、という思いで参戦してきました。
OTO TO TABIって?
雪国の冬にしか感じることのできない景色や生活があります。
それは一面の雪景色であったり、
キリッとした寒さと済んだ空気だったり、
雪で生まれるしんとした静けさだったり、
真冬に家で半袖で食べるアイスだったり。
そんな雪国独特の素晴らしさと音楽をかけ合わせれば、これまでにない音楽の楽しみが生まれるはず。
北海道が雪国であることを活かした音楽フェスティバル。それがOTO TO TABIです。
ボランティアスタッフで運営
先に書いたように、“ただの音楽好き”が集まって作られたイベントで、ボランティアスタッフが会場の設営、受付、装飾などの運営で活躍しています。
すごいなあと思います。でも“ただの音楽好き”だからこそ、これだけのイベントを熱意持って開催し続けてこれたのかもしれない。
好きなことをもっと楽しみたい。
その思いがこんな素敵なイベントを生んだのではないかな、と思います。
メインビジュアルを漫画家 小山健が担当
「ライヴ」小山健 pic.twitter.com/ErXw2gdPzS
— OTO TO TABI (おととたび) (@otototabi) 2018年2月16日
OTO TO TABIのポスターやチケットなどのメインビジュアルイラストは、イラストレーター・漫画家の小山健さんが担当しています。
Twitterと公式サイトに挙げられたこの漫画。
音楽を愛する誰もが経験するライブというものへの憧れ。その素晴らしさをキラキラと描かれていて、ぼくこの漫画すっごく好きです。
冬フェスって寒いの?服装は?
雪国の冬フェスということで服装に迷う人が多いと思いますが、確かになかなか体温調節が難しいです。
半袖の人はさすがにいなかったです。
ほとんどのステージは室内ですが、外のステージもあるし露店のほとんどが外にあります。
普通に寒いので、ある程度寒さに耐えれる格好が望ましい。
室内でもよほど暴れるバンドでない限りそんなに暑くなりません。
荷物を預けられるクロークもありますが、コート着たまま聞いている人もちょいちょいいましたね。
参考までにぼくは
上:ヒートテック+コットンボタンシャツ+結構暖かいニットベスト(+行き帰りはこの上にダウン付きコートとマフラー)
下:デニムパンツ+SORELのブーツ
って感じでそれなりに快適に過ごせました。
行き帰りが結構過酷な雪道なので、スニーカーよりもちゃんとしたブーツの方がいいです。
着替えは一応持って行きましたが必要ありませんでした。
ぼくとおととたび。
ぼくのOTO TO TABI体験記をちょっとだけご紹介。
11:30
バスを間違えてしまい、ちょっと遅刻して会場到着。
いちばんめは、前日にYouTubeで予習して聞いてみたいなと思っていた柴田聡子を聞きにKAMAKURA STAGEへ。
この曲を聴きに行ったと言っても過言じゃない。
ちょうど遅れて入ったところにこの曲を歌い始めたから嬉しくてちょっとにやけた。
なんだろうな、柴田聡子の何がいいのか上手く言葉にできないんだけど、なんか好きだなって思ったんですよ。
繊細かつ、ときに暴力的にもなる独特の言葉選びのセンスがなんかおもしろいなって。
めちゃくちゃ上手いってわけじゃないし万人ウケはしないかもしれないけど、柴田聡子っていう一人の人間の生き方や考え方がまったり伝わってくる。
人間らしくていいなって思いました。
緑のワンピースが素敵だった。
12:10
次はAURORA GARDENにてYOU SAID SOMETHING。こちらも前日の予習で知ったバンド。
この曲が聴きたくて。
切なくて儚くて、部屋で一人で大音量で聞きたい曲。すごく好き。
男2女1の3ピースバンドでみんな歌う。
カッコつけるのもいいけど音楽を楽しむのが第一!みたいな感じ。そういうバンドぼく好きなんですよね。
「Denmark」「zombie」という曲もおすすめ。
怖いことなんてないのさ
音楽はいつも楽しいから
明かりはまだつけないでいて欲しい
(「zombie」- YOU SAID SOMETHING)
AURORA GARDENの、リキッドライティングを使用した独特の雰囲気が相まってめちゃくちゃエモかったです。
12:30
さすらいSTAGEでビール片手にあららら。
ゆるゆる楽しげな雰囲気がいい感じ。
12:50
KAMAKURA STAGEでZOBIE-CHANG。
個性的かつキュートなキャラクターと捉えどころのない独自な世界観の音楽に体が勝手にリズムをとってた。
14:00
ヒルニネル×のるどらーめんの油そばとtabibitoキッチンのエゾシカ肉のサンドイッチを食べて休憩してから、再びKAMAKURA STAGEで成山剛(sleepy.ab)。
「よく眠れるように」と照明なしの真っ暗な中で演奏。
めちゃくちゃ心地良くて本当に眠くなりました。歌声が柔らかすぎた。歌のお布団や…。
14:50
そしてそして、今回の目玉、CHAI。
at SNOW VOYAGE。
最高に可愛くてクール。
グルービーでユニーク。
パフォーマンスとしての完成度がすごかった。
体験したことのない新世界を見せられた感じがする。
めちゃくちゃいいもん見た。
16:00
残念ながらここでぼくのおととたびは終了。
本当は夜までいたかったんだけど、このあと別会場でくるりのライブがあったんですよーーー(そっちもめちゃくちゃ良かった…!)。
まとめ
こうしてぼくの初めてのOTO TO TABIが幕を閉じました。
たくさんの知らない音楽に出会えたし、改めて音楽やライブの素晴らしさに気づきました。やっぱり音楽って最高だ。
勇気を出してチケット買って良かったです。
これからはもっと積極的にいろんなことに足を踏み出していこう。
来年は夜まで参加したいな。夜になると外のステージがキャンドルで照らされて幻想的なんだって。
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