間借りサンドイッチ屋ASOSANDをはじめた話。
第2幕。
小樽イベント出店
ここで登場するのがあのニュージーランド7人旅を計画した男、こばである。
彼はゲストハウスwayaの姉妹店である「OTARU TAP ROOM(以後、OTR)」のマネージャーをしている。
OTRは「泊まれるビアバー」というコンセプトで、1階がビアバーになっているゲストハウス。かっこいい女性店主さんがもとっても美味しいクラフトビールを提供しています。素敵なところ。
そんなある日、こばから電話がきたんです。
「こうへいさん、小樽でASOSANDやりません?」
「やる。」と即答し、小樽出店が決定しました。
聞くところによると、GWに毎日違うゲストを呼んで毎日楽しもう的なイベントだそう。超おもしろそう。
喫茶こんとの出会い
で。
その告知画像が出たんですね。4月23日のことです
「サンドイッチ屋」として初めての出店。さあがんばるぞと気合をいれていたその夜。
インスタのASOSANDアカウントにひとつのメッセージが届きました。
え!うわ!なつかし!!!!
その人はぼくが高校時代テニス部だったときの他校の一個上のマネージャーさんでした。
お互い顔と名前は知っていたけど、ほとんど会話はしたことなかったような、そんな関係です。
そして。
…………。
!!!!!!!???
まさかまさかの提案。
喫茶店側から間借り営業のお誘いがきたんです。
普通、というか少なくともぼくがイメージしていたのは、昼間使っていないバーなどに行って、使わせてもらえませんか〜とお願いしに行くイメージでした。
それがまさか喫茶店側から来るなんて。
しかもそんな奇跡みたいなつながり方で。
聞くと、喫茶店の店主さんとビアバー店主さんは大学時代の先輩後輩だったのだといいます。世間は狭いとはこのことです、ほんと。
そのあと話はとんとん進み、見学をし、契約を結び、6月から間借りさせていただくことが決定。
ほんとうにとんとんとん、と進んでいったのでなかなか実感が湧きませんでした。もうほんとにびっくりで、ありがたすぎるお話でした。
でもこの時も思ったのが「”サンドイッチ屋”を名乗り始めて、勢いでインスタアカウントを作ってよかった」ってこと。
なにも形になっていなくても“とりあえず”動き出したことが結果的に縁を拾うきっかけになったんだ。
喫茶店の名前は「喫茶こん」。
札幌の街からちょっとだけはずれたところにある、小さな小さな喫茶店です。
きっと、このお誘いをいただいたのはぼくのサンドイッチがどうだったからとかではないと思うんです。
喫茶こんは、やりたいことがある人への場づくりや、つながりをつくることを大事にしている喫茶店。店主さん自身もお芝居をやっていて、夜にはみんなで喫茶こんに集まって練習をしていることもしばしば。
楽しいことをやっている、やりたいことがある、けどそれをやる場所がない、という人がたくさんいます。
喫茶こんは、そういった人たちの“場所”になることを望んでいるのだそう。
今回のご縁はそんな喫茶こんの素敵な想いがあっての、ありがたいお話でした。ほんとうに。
喫茶こんはわくわくすることをしごとにしたいと考えています
このお芝居をみてほしい、この曲知ってほしい
美味しいものを食べてほしい、この絵をあの子にみてほしい…
なにかとなにかをつないでじぶんもだれかもわくわくできること
基本的には喫茶をしてますが、
これ一緒にやってほしいとか
なにかつながる情報とか
いろんなしごとをつくっていきたいと思っています。
じぶんのしごとも、だれかのしごとも。
(引用:喫茶こんHP)
とんとん拍子で進んだ、なんて書いてしまいましたが、喫茶こんで間借り営業ができることが、とてもとても幸せです。まだ始まったばかりだけど、こんで間借りできてほんとうに良かった。
毎日感謝を忘れないように、続けていきたいなと思っています。
今日はここまで。
次回は間借りという営業形式について、営業がはじまるまでの流れ、サンドイッチの話などに触れていきます。
「こんにちは!夜分にすみません。
OTRのあやのさん(ビアバー店主さん)のところから見付けました。
〇〇高校のテニスのマネージャーしていた△△といいます!たしか●●高校テニス部でしたよね、、?」